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地域医療オープン・ラボNews Letter 特別号が発行されました
2024-12-12
《特別号 2024.Dec②》
【難聴モデルマウスの行動変化を検出する深層学習モデルを開発
「カナマイシンによる片側内耳障害の長期的行動変化を新たな分析手法で明らかに」】
小児耳鼻咽喉科 講師 野田昌生
自治医科大学小児耳鼻咽喉科の野田昌生講師、薬理学講座分子薬理学部門の輿水崇鏡教授らの研究チームは、カナマイシンによる片側内耳障害モデルマウスを用いて、深層学習を活用した新しい行動解析手法を開発しました。今回の研究成果は、内耳障害後の神経補償過程の理解や治療効果の評価に役立つものであり、「Heliyon」誌に掲載されました。野田講師に研究内容について伺いました。
論文名: : "A convolutional neural network model detecting lasting behavioral changes in mice with kanamycin-induced unilateral inner ear dysfunction"
著者: : Masao Noda, Ryota Koshu, Dias Mari Shimada, Chortip Sajjaviriya, Chizu Saito, Makoto Ito, Taka-aki Koshimizu
掲載誌: : Heliyon
DOI: : 10.1016/j.heliyon.2024.e38938