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地域医療オープン・ラボNews Letter 特別号が発行されました
2024-12-12
《特別号 2024.Dec③》
【ベンダムスチンを用いた成人T細胞白血病に対する新たな治療戦略の開発】
分子病態治療研究センター領域融合治療研究部 助教授 長田直希
分子病態治療研究センター領域融合治療研究部の長田直希助教・菊池次郎准教授・仲宗根秀樹教授・古川雄祐客員教授らは、宮崎大学・森下和広客員教授らとの共同研究によりDNAアルキル化剤ベンダムスチン(BDM)が、予後不良な成人T細胞白血病(ATL)の有効な治療薬になる可能性を明らかにしました。本研究成果は2024年9月30日公開の「PLOS ONE」に掲載されましたので、長田先生に研究の意義と経緯を伺いました。
論文名
Naoki Osada, Jiro Kikuchi, Yosuke Okada, Sae Matsuoka, Kazuhiro Morishita, Hideki Nakasone, and Yusuke Furukawa. Cytotoxicity of bendamustine, alone and in combination with novel agents, toward adult T-cell leukemia cells.