2023-03-02
<特別号>
上皮細胞でのK+リサイクルに関わるイオンチャネル複合体が生理条件下で常に開状態になる仕組みを解明
生理学講座統合生理学部門 糟谷 豪
生理学講座統合生理学部門の中條浩一教授および糟谷豪助教は、電位依存性K+チャネルのKCNQ1が一回膜貫通型の膜タンパク質のKCNE3と結合することで、生理条件下で常にK+を通す開状態に固定される仕組みを明らかにしました。この研究成果は、eLife誌に 掲載されました。
論文名:Optimized tight binding between the S1 segment and KCNE3 is required for the constitutively open nature of the KCNQ1-KCNE3 channel complex
著者名:Go Kasuya, Koichi Nakajo
掲載誌:eLife 2022;11:e8168
DOI: https://doi.org/10.7554/eLife.81683
詳しくはこちらをご覧ください。