2022-11-29
<特別号>
ナノボディを用いてRFP依存的に機能するCreリコンビナーゼを開発
生理学講座神経脳生理学部門 犬束 歩
自治医科大学生理学講座神経脳生理学部門の犬束歩助教と尾仲達史教授を中心とした研究チームは、名古屋大学の溝口博之准教授、大阪大学の金子涼輔准教授、岡山大学の坂本浩隆准教授との共同研究により、赤色蛍光タンパク質依存的にDNA組み換え酵素活性を発揮するCreリコンビナーゼ (Cre-DOR: Cre recombinase dependent on RFP) の開発に成功しました。本研究成果は、科学雑誌「Communications Biology」にて公開されました。
論文名: Nanobody-based RFP-dependent Cre recombinase for selective anterograde tracing in RFP-expressing transgenic animals
著者名: Inutsuka A, Maejima S, Mizoguchi H, Kaneko R, Nomura R, Takanami K, Sakamoto H, Onaka T.
掲載誌: Communications Biology. 2022 Sep 16;5(1):979.
解説記事: Cre recombinase dependent on protein X: GFP, RFP, and then?
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