2022-07-14
<特別号>
急性骨髄性白血病の予後不良因子FLT3-ITDタンパク質の発現・精製に成功
生理学講座生物物理学部門 山本 直樹
生理学講座生物物理学部門の山本 直樹 助教、柴山 修哉 教授、および分子病態治療研究センター 幹細胞制御研究部の古川 雄祐 教授、菊池 次郎准教授は、急性骨髄性白血病の予後不良因子FLT-ITDタンパク質の発現および精製に成功し、迅速な薬剤スクリーニングに応用できることを示しました。今回、その研究成果がPLOS ONE誌(17(5): e0261699 (2022))に掲載されましたので、山本 助教に研究の背景と詳細について伺いました。
論文題目:Fast in-vitro screening of FLT3-ITD inhibitors using silkworm-baculovirus protein expression system (カイコバキュロウィルスタンパク質発現系を用いたFLT3-ITD阻害剤の迅速なスクリーニング法)
論文著者:Naoki Yamamoto, Jiro Kikuchi, Yusuke Furukawa, Naoya Shibayama
掲載雑誌:PLOS ONE 17(5): e0261699 (2022)
URL:https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0261699
<特別号>
造血幹細胞移植後の膵萎縮とその臨床的意義の検討
さいたま医療センター総合内科1(血液科)岡田 陽介
自治医科大学医学部総合内科1(血液科)の大学院生 岡田陽介、仲宗根秀樹 学内准教授、神田善神 教授らは、造血幹細胞後に発生する膵萎縮の特徴とその臨床的意義を、自治医科大学附属さいたま医療センターの移植データを用いて明らかにしました。この研究成果は、Journal of Gastroenterology誌に掲載されました。
論文著者: Yosuke Okada, Hideki Nakasone, Yuhei Nakamura, Masakatsu Kawamura, Shunto Kawamura, Junko Takeshita, Nozomu Yoshino, Yukiko Misaki, Kazuki Yoshimura, Shimpei Matsumi, Ayumi Gomyo, Aki Tanihara, Masaharu Tamaki, Machiko Kusuda, Kazuaki Kameda, Shun-ichi Kimura, Shinichi Kako, Noriko Oyama-Manabe, Yoshinobu Kanda
掲載雑誌: Journal of Gastroenterology
https://doi.org/10.1007/s00535-022-01881-9
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