2022-06-17
<特別号>
クリオピリン関連周期熱症候群における寒冷感受性の機序を解明
分子病態治療研究センター(炎症・免疫研究部) 唐澤 直義
分子病態治療研究センター 炎症・免疫研究部の唐澤 直義 講師、高橋 将文 教授らは、クリオピリン関連周期熱症候群(CAPS)の原因として,変異NLRP3タンパク質が寒冷感受性の凝集体を形成することについて明らかにしました。今回、その研究成果がeLife誌(11:e75166, 2022)に掲載されましたので、唐澤 講師に研究の意義と経緯を伺いました。
論文タイトル:Cryo-sensitive aggregation triggers NLRP3 inflammasome assembly in cryopyrin-associated periodic syndrome
論文著者Tadayoshi Karasawa, Takanori Komada, Naoya Yamada, Emi Aizawa, Yoshiko Mizushina, Sachiko Watanabe, Chintogtokh Baatarjav, Takayoshi Matsumura, Masafumi Takahashi
掲載誌 eLife. 2022;11:e75166